Suica・ICOCA・PASMOの違い2026|Welcome Suica販売状況と買い方
執筆 Alvin Lim公開 更新
閲覧 13AIが参照 103

2026年10月時点で、訪日外国人旅行者なら到着空港で買える交通系ICカードを選ぶのが基本で、東京ならWelcome SuicaかTOURIST PASMO(デポジット不要、有効期間28日間)、関西ならICOCA(¥2,000、デポジット¥500込み)です。3枚とも全国相互利用に対応し、チャージ上限は¥20,000です。Welcome Suicaは販売中止になっておらず、現在もJR東日本が成田空港・羽田空港第3ターミナルの駅などで販売しています。通常のSuicaとPASMO(デポジット¥500)も2025年3月1日から販売を再開しているので、実際の違いはデポジット、有効期間、払いもどしのルールです。
Suica・ICOCA・PASMOは何が違う?
どのカードも基本の機能は同じで、違いは価格、デポジット(預り金)、旅行が終わったときに残額をどうできるかの3点です。電車・地下鉄・バスはタッチで乗れ、ICマークのあるコンビニやお店ではタッチで支払いもできます。

| Welcome Suica | 通常のSuica | ICOCA | TOURIST PASMO | |
|---|---|---|---|---|
| 発行 | JR東日本 | JR東日本 | JR西日本 | PASMO(首都圏の鉄道事業者) |
| 主なエリア | 東京 | 東京 | 大阪・京都・神戸 | 東京 |
| 価格 | ¥1,000〜¥10,000、デポジット不要 | デポジット¥500+チャージ額 | ¥2,000(デポジット¥500+利用可能額¥1,500)、現金のみ | ¥1,000〜¥10,000(成田は¥2,000のみ) |
| デポジットの返金 | デポジットなし、払いもどし不可 | ¥500返金。残額は手数料¥220を引いて払いもどし | ¥500返金。残額は手数料¥220を引いて払いもどし | デポジットなし、払いもどし不可 |
| 有効期間 | 購入日から28日間 | 有効期限なし(10年間利用がないと失効) | 有効期限なし | 購入日から28日間 |
| チャージ上限 | ¥20,000 | ¥20,000 | ¥20,000 | ¥20,000 |
| 販売場所 | 成田空港(第1、第2・3ターミナル)、羽田空港(第3ターミナル)、都心のJR EAST Travel Service Center、JAPAN RAIL CAFÉ、TAKANAWA GATEWAY | Suicaエリア内のJR東日本の券売機・窓口(2025年3月1日から販売再開) | JR西日本の駅(大阪・京都・神戸)、関西の一部私鉄・地下鉄の駅、関西空港駅(JRのきっぷ売り場では訪日外国人限定デザインのICOCAも同じ¥2,000で販売) | 羽田空港(第1・第2・第3ターミナル、京急)、成田空港(第1・第2ターミナル、京成)のみ |
| ほかの地域でも使える? | 使える(全国相互利用) | 使える | 使える | 使える |

- 払いもどしできるカード(通常のSuica、ICOCA):帰国前にカードを返却するとデポジットが戻ります。SuicaはJR東日本の駅のみ、ICOCAはJR西日本のきっぷ売り場で手続きし、残額がある場合はどちらも払いもどし手数料¥220がかかります。
- 払いもどしできないカード(Welcome Suica、TOURIST PASMO):デポジットは不要ですが払いもどしもなく、残額はカードごと記念に持ち帰る形です。Welcome Suicaの裏面にあるGOOD THRUは有効期限ではなく、28日間の期限は購入時に渡されるレファレンスペーパーに印字されています。
- Welcome Suicaは販売中止ではありません(2026年10月時点):JR東日本はカードの販売を終了しておらず、成田空港駅・空港第2ビル駅・羽田空港第3ターミナル駅と各地の駅たびコンシェルジュで販売しています。原則としてお一人様1枚です。
- 誰が買うカード? Welcome SuicaとTOURIST PASMOは訪日外国人旅行者向けのカードです。日本在住の方や、日本を何度も訪れる方には、通常のSuica・PASMO・ICOCAが向いています。小児用Welcome Suicaは、購入時にお子さまのパスポートなど本人確認ができるものが必要です。
- Welcome Suicaのチャージは日本円の現金のみで、クレジットカードは使えません。
- 通常のPASMOも再び販売されており、PASMO取扱駅の券売機で買えます(デポジット¥500、現金のみ)。
- 空港からの移動は成田・羽田から東京都心へと関西空港から大阪・京都へで、電車の種類と料金を比較しています。
1枚のカードで日本全国使える?
ほぼ使えます。Suica・ICOCA・PASMOは、Kitaca、Suica、PASMO、TOICA、manaca、ICOCA、PiTaPa、SUGOCA、nimoca、はやかけんの10種類の交通系ICカードのうちの3枚で、全国の改札や相互利用に対応したバスでお互いに使えます。具体的には次のとおりです。

- 羽田で買ったWelcome Suicaで、大阪メトロやJR西日本の改札もそのまま通れます。
- 大阪で買ったICOCAで、東京メトロやJR東日本の改札もそのまま通れます。
- 例外:大きな鉄道網から外れた一部のローカル線やバスでは、ICカードが使えない、またはすべてのカードには対応していないことがあります。JRや地下鉄の主要路線以外では改札の表示を確認してください。
- 1回の乗車で、あるICカードエリアから別のエリアにまたがって利用することはできません。エリアをまたぐ移動は、乗る前にきっぷを買ってください。
カードとスマホ、どちらがいい?モバイルICカードの選択肢
iPhoneならスマホで使えますが、海外で購入したAndroid端末のほとんどは使えません。iPhoneではApple WalletにSuica・PASMO・ICOCAを入れられ、Androidの方には物理カードがおすすめです。
- iPhone → Welcome Suica Mobile(JR東日本のアプリ、13歳以上):有効期間180日間、残額の払いもどしなし。新幹線や成田エクスプレスの指定席、普通列車のグリーン券も購入できます。一部の国・地域では、日本到着後でないと設定やチャージができません。
- Apple Walletに通常のSuica・PASMO・ICOCA → iPhone 8以降(Apple Watch Series 3以降)が必要です。ICOCAへのチャージには、Apple Payが使える国・地域で発行されたVisa、Mastercard、JCB、American Expressのカードが必要で、一部使えないカードもあります(JR西日本)。
- Android → 訪日旅行者向けのモバイル版はありません。Google ウォレットのSuicaとPASMOは日本国内向けで、おサイフケータイ対応の端末が必要なので、空港で物理カードを買うのが確実です。日本在住でおサイフケータイ対応端末をお持ちの方は、Google ウォレットのSuica・PASMOも選択肢になります。
ICカードと比較したいおトクなパス
パスがICカードより得になるのはたくさん乗る場合だけで、東京メトロ・都営地下鉄のTokyo Subway Ticketは24時間¥1,000、7日間のJRパスは¥50,000です。ICカードは単発の移動に便利ですが、ルートが決まっているなら必ずしも最安ではなく、新幹線の指定席もICカードだけではカバーできません。東京で地下鉄中心に回る日や、東京とほかの都市を鉄道で組み合わせる旅程なら、パスとICカードへのチャージを比べる価値があります。
- Tokyo Subway Ticket(24/48/72時間、東京メトロ+都営地下鉄が乗り放題):公式の大人料金は¥1,000/¥1,500/¥2,000
- JR Whole Japan Rail Pass(7/14/21日間、全国のJR線と新幹線。のぞみ・みずほは別途きっぷが必要):7日間普通車用は¥50,000、2026年10月1日からは海外のJR指定代理店経由で¥53,000
- Japan Unlimited Data eSIM:$0.49〜(KKday)
パスの価格は2026年10月時点の公式料金、eSIMの価格は2026年9月23日時点のalvin.travel独自の追跡データです。予約前に最新の価格を確認してください。
関連チケットの最安値比較
よくある質問
Welcome Suicaは販売中止になったのですか?
いいえ、2026年10月時点でJR東日本はWelcome Suicaのカード(¥1,000〜¥10,000、デポジット不要、有効期間28日間)を成田空港・羽田空港第3ターミナルの駅や駅たびコンシェルジュで販売しており、原則お一人様1枚です。通常のSuicaも2025年3月1日から販売を再開しています。
東京だけを訪れるなら、どのICカードがいいですか?
Welcome SuicaかTOURIST PASMOで、どちらもデポジット不要、有効期間28日間です。TOURIST PASMOは羽田・成田でのみ、Welcome Suicaは東京の主要駅の駅たびコンシェルジュでも買え、日本を再訪する予定があるなら払いもどし可能なデポジット¥500の通常のSuicaやPASMOも販売再開しています。
日本在住者もWelcome SuicaやTOURIST PASMOを使えますか?
どちらも訪日外国人旅行者向けのカードなので、日本在住の方は通常のSuica・PASMO・ICOCA(デポジット¥500)を使うのが基本です。おサイフケータイ対応のAndroid端末やiPhone 8以降なら、スマホのSuica・PASMOも使えます。
大阪や京都から旅を始めるなら、どのICカードがいいですか?
ICOCAです。大阪・京都・神戸のJR西日本の駅でデポジット¥500込みの¥2,000で買え、関西空港駅のJRのきっぷ売り場では訪日外国人限定デザインのICOCAも販売しています。
東京で買ったSuicaは大阪でも使えますか?
使えます。Suica・ICOCA・PASMOは10種類のカードによる全国相互利用に対応しているので、どれでも全国の改札で使えますが、一部の地方路線と、ICカードエリアをまたぐ1回の乗車は例外です。
PASMO PASSPORTはまだ買えますか?
いいえ、PASMO PASSPORTは完売し、2024年10月11日にすべての取り扱いを終了しました。後継のTOURIST PASMOは2026年5月に登場し、羽田と成田でのみ販売しています。
帰国時に残ったチャージ額は払いもどせますか?
払いもどせるのは通常のSuicaとICOCAだけで、残額から手数料¥220を引いた額とデポジット¥500が戻り、残額が¥220以下ならデポジットのみの返金です。Welcome SuicaとTOURIST PASMOの残額は払いもどしできません。
旅行者でもスマホでSuicaを使えますか?
iPhoneなら使えて、JR東日本のWelcome Suica Mobileアプリ(有効期間180日間)か、iPhone 8以降のApple Walletに通常のSuica・PASMO・ICOCAを入れる方法があります。Google ウォレットのSuicaとPASMOは日本国内向けでおサイフケータイ対応端末が必要なため、ほとんどのAndroidユーザーは物理カードを買うのが確実です。
出典
- JR東日本 — Welcome Suica 購入と利用(日本語:お一人様原則1枚、小児用は本人確認書類が必要、チャージは現金のみ)
- JR東日本 — Suica(ICカード)って?(日本語:海外の方向けのSuica)
- JR East — Welcome Suica: Purchasing and Using
- JR East — What's a Suica (IC Card)?
- JR東日本 — 訪日旅行者向けSuica案内(デポジット¥500、手数料¥220、上限¥20,000、エリアをまたぐ利用不可)
- JR東日本 — Suicaの払いもどし
- JR東日本 — Welcome Suica Mobile
- JR West — What is ICOCA? Purchasing an ICOCA(¥2,000、デポジット¥500込み、クレジットカード不可)
- JR West — ICOCA guide(関西空港駅の訪日外国人限定デザインICOCA)
- JR West — ICOCA on Apple Pay
- JR西日本 FAQ — ICOCAのチャージ上限(¥20,000)
- JR西日本 ICOCA — 払いもどし(手数料¥220、残額¥220以下はデポジットのみ)
- PASMO — What is PASMO?(全国相互利用)
- PASMO — TOURIST PASMO 公式ページ(訪日外国人向け特別デザイン)
- PASMO — Rules for Using TOURIST PASMO(2026年5月20日施行)
- PASMO — TOURIST PASMO 発売のお知らせ、2026年4月17日(PDF)
- PASMO — PASMO PASSPORT 取扱終了のお知らせ、2024年10月4日(PDF)
- JR東日本・PASMO協議会 — 無記名のSuica・PASMOカード発売再開(2025年3月1日、PDF)
- PASMO — PASMOの購入(大人)
- PASMO — Use PASMO with Apple Pay
- Apple サポート — 日本でApple Walletに交通系ICカードを追加する
- Google ウォレット ヘルプ — Google ウォレットにPASMOを追加する(日本国内のみ)
- 東京メトロ — Tokyo Subway Ticket
- JAPAN RAIL PASS — 種類と価格
- alvin.travel — Japan Unlimited Data eSIM 価格追跡(D1、社内データ)
Alvin LimAlvin Travel 運営者
ツアーガイド歴5年。韓国では中国語・英語ガイドとして働き、現在は台湾で資格を持つ韓国語ガイドです。台北在住で、国立台湾大学(NTU)の修士課程で学んでいます。
運営者情報・記事の作り方 →

