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フィリピンの台風シーズン 2026|10〜12月は旅行中止?島別リスク

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フィリピンの台風シーズン 2026|10〜12月は旅行中止?島別リスク

10〜12月のフィリピン旅行は、通常は中止する必要はありません。2026年10月時点で、フィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)は2026年10月・11月・12月の各月に1〜2個の熱帯低気圧を予想しており、嵐で失うのは旅行全体ではなく、フェリーや国内線の1日分で済むことがほとんどです。ただし沿岸警備隊の規則では、航路に風シグナル1が出るとほぼすべての旅客船が運航できません。島への移動の前後には予備日を取り、特に11月は注意してください。2025年11月にはティノ(Tino、2025年台風第25号)とヴェルベナ(Verbena、同第27号)がセブ島、パナイ島、パラワン島を横断しました。

10〜12月のフィリピンの台風リスクは?島別に比較

結論:平均で最も多いのは10月で、PAGASAの1991〜2020年平年値ではフィリピン責任領域(PAR)内の熱帯低気圧は10月が約2.7個、11月が約2.0個、12月が約1.2個です。ただし近年の11月の嵐はビサヤ諸島とパラワン島に最も大きな被害を与えており、12月もミンダナオ北東部を含めて嵐がないわけではありません。

2021年12月16日、シアルガオ島とミンダナオ北東部に接近する台風オデット(Rai、2021年台風第22号)の衛星画像
2021年12月16日、シアルガオ島とミンダナオ北東部に接近する台風オデット(Rai、2021年台風第22号)の衛星画像写真: NASA/Aqua-MODIS (Public domain), via Wikimedia Commons

島ごとの評価(高・中・低)は、PAGASAの台風報告をもとにしたalvin.travel独自の判断で、公式の評価ではありません。表の最初の2行は、フィリピン責任領域(PAR)全体についてのPAGASAの数値です。

地域10月11月12月近年の10〜12月の嵐(PAGASA報告)おすすめの対策
PAR全体・PAGASA平年値(1991〜2020年平均、1か月あたりの熱帯低気圧数)約2.7個約2.0個約1.2個年間平年値:PAR内で20.4個10〜11月を前提に計画する
PAR全体・PAGASA予想(2026年9月23日発表、1か月あたりの熱帯低気圧数)1〜2個1〜2個1〜2個2026年10月〜2027年3月に3〜5個の見込み変更可能な運賃で予約する
ルソン島・マニラ高高低ラミル(Ramil、2025年台風第24号、2025年10月18〜19日)がソルソゴン、ケソン、バターンを通過。ウワン(Uwan、2025年台風第26号)はオーロラ州に上陸(2025年11月9日)し、最大でシグナル5が発表された日本への帰国便の前に予備日を1日
ボラカイ島・アクラン州(パナイ島)中高中ティノ(2025年11月4日)とヴェルベナ(2025年11月24〜25日)がいずれもギマラス州とイロイロ州(パナイ島とその隣の島)に上陸送迎は変更可能なものを選び、当日に桟橋の運航状況を確認
セブ島中高中ティノがピラールとタボゴンに上陸(2025年11月3〜4日)。ヴェルベナはミングラニーリャとタリサイ市の間に上陸(2025年11月24〜25日)。オデットはメトロセブを横断(2021年12月)帰国便の出発日にアイランドホッピングを入れない
ボホール島中高中ヴェルベナがハグナに上陸(2025年11月24日)セブとのフェリーの前後に予備日
パラワン島(エルニド・コロン)低高中ティノがエルニドに上陸(2025年11月4〜5日)。ヴェルベナはエルニドとコロンの間のリナパカンに上陸(2025年11月25日)。オデットはパラワン中部を横断(2021年12月)1〜2日の予備日
シアルガオ島・ミンダナオ島低中中ヴェルベナが南スリガオ州バヤバスに上陸(2025年11月24日)。オデットは北スリガオ州ピラール(シアルガオ島)に上陸(2021年12月16日)12月のシアルガオ便は変更可能な運賃で
  • 平年値はおおよその数値で、PAGASAの1991〜2020年の月別グラフから読み取ったものです。2026年9月23日発表の見通しでは、強いエルニーニョ現象が発生中であることにも触れています。
  • 2026年これまでの状況(2026年10月6日時点): PAGASAは今年、PAR内で発生またはPARに入った熱帯低気圧17個に名前を付けました。1月のアダ(Ada)から、2026年9月27日にPARを離れたクイーニー(Queenie)までです。10月6日時点で、PAR内に活動中の熱帯低気圧はないとPAGASAは発表しています。

PAGASAの風シグナル1〜5は旅行者にとって何を意味する?

結論:PAGASAの熱帯低気圧風シグナル(TCWS)は1から5まであり、旅行者にとって重要なのはシグナル1です。この段階でほとんどの船が止まるからです。

シグナル風速(10分間平均)強風到達までの猶予旅行者への主な影響
シグナル139〜61 km/h(強風)36時間その航路のフェリーやバンカボートのツアーは、ごく一部の例外を除き運休
シグナル262〜88 km/h(疾強風)24時間旅客船はすべて運休。公共交通機関に軽度〜中程度の乱れ
シグナル389〜117 km/h(暴風)18時間交通機関に中程度〜大きな乱れ。停電の可能性が高い
シグナル4118〜184 km/h(台風級)12時間交通機関に大きな〜深刻な乱れ。電力と通信がほぼ全面的に途絶える可能性が高い
シグナル5185 km/h以上(台風級)12時間生命と財産に極めて重大な脅威
  • シグナルはPAGASAの熱帯低気圧情報(Tropical Cyclone Bulletin)で州ごと(州の一部の場合もあります)に発表されます。そのため、セブがシグナル2でもマニラには何も出ていない、ということがあります。

台風でフェリーや飛行機は欠航になる?

結論:先に止まるのは船で、フィリピン沿岸警備隊(PCG)の覚書通達02-23(2023年3月23日付、2026年も適用中)によりシグナル1で運航停止となります。航空便は各航空会社がそれぞれ判断します。

カティクランからボラカイ島へ渡るフェリー
カティクランからボラカイ島へ渡るフェリー写真: Dinesh Valke from Thane, India (CC BY-SA 2.0), via Wikimedia Commons
  • 原則: 出発地、航路、目的地のいずれかにシグナル1以上が出ている場合、避難目的を除き、種類や総トン数を問わずすべての船舶が出航できません。
  • カティクラン〜ボラカイ島: この海峡は「特別区域(Special Area)」に指定されており、短距離の渡船はシグナル1の発表後12時間まで、日中、穏やか〜やや波のある海況(風速28 km/hまで)で、旅客定員の50%以下に限り運航できます。シグナル2からは運休です。事前予約のカティクラン空港〜ボラカイ島の送迎もこのルールに左右されるため、キャンセル条件を確認しておきましょう。
  • セブ〜タグビララン(ボホール島): 主要物資輸送路に指定されており、運航できるのは300総トンを超えるRORO船のみで、シグナル1の発表後12時間以内かつ日中、ドライバー以外の旅客は乗れません。
  • エルニド・コロン: シグナル1が出たらアイランドホッピングツアーは中止になると考えてください。短距離航路の例外は通達に記載された航路だけが対象なので、当日にツアー会社へ確認しましょう。
  • 航空便: 2026年10月6日時点で、セブパシフィック航空が欠航した場合は、元の日付の前後30日以内の便へ無料で変更するか、トラベルファンド(Travel Fund)への振り替え、または払い戻しを選べます。フィリピン航空など他社はそれぞれ独自の規定があるため、利用する航空会社の案内を確認してください。

台風が近づいたらどうすればいい?

結論:予報だけで旅行を中止せず、PAGASAのシグナルと航空会社やツアー会社からの通知をもとに動きましょう。

  1. 2週間前まで: PAGASAの「TC Threat Potential Forecast」は、PAR内で発生またはPARに入る嵐について2週間先までの目安を示します。
  2. 36時間前: 航路にシグナル1が出たら、船は止まるものと考えてください。島間の移動は日本への帰国便の日と重ならないようにずらしましょう。
  3. 欠航になったら: 航空会社が用意する選択肢を使います(無料変更、クレジット、払い戻しの内容は航空会社によって異なります)。
  4. 保険: 多くの保険は、加入時点ですでに名前が付いていた嵐を補償対象外としています。早めに加入し、約款を確認してください。
  • 緊急時: 911が全国共通の緊急通報番号(警察・消防・救急、24時間)です(フィリピン内務自治省〈DILG〉による)。
  • 通信手段の確保: シグナル3から電力やデータ通信が途絶えることがあるため、出発前にフィリピン用eSIMを準備しておきましょう。
  • たびレジ: 外務省の「たびレジ」は、最新の安全情報を日本語で受け取れる無料の配信サービスです。渡航前に登録しておくと安心です。
  • 帰国先の日本でも台風が心配なときは、気象庁の警報の見方を日本の台風シーズン 2026で確認できます。

一般的な情報です。ご自身の状況については公式情報を確認してください。

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よくある質問

  • 台風シーズンだからフィリピン旅行は中止すべきですか?

    通常は中止の必要はありません。PAGASAは2026年10〜12月に毎月1〜2個の熱帯低気圧を予想しています。変更可能な運賃で予約し、フェリーや国内線の前後に予備日を取っておきましょう。

  • 10月、11月、12月のうち最もリスクが高いのはいつですか?

    平均で最も多いのは10月で、PAGASAの1991〜2020年平年値ではPAR内の熱帯低気圧は約2.7個です。11月は約2.0個、12月は約1.2個です。

  • 風シグナル1が出てもフェリーは運航しますか?

    ほとんど運航しません。沿岸警備隊の覚書通達02-23により、航路にシグナル1が出ると種類や総トン数を問わず船舶は出航できません。カティクラン〜ボラカイ島など一部の指定された短距離航路は、シグナル発表後12時間まで日中に限り運航できる場合があります。

  • シアルガオ島やミンダナオ島なら台風の心配はありませんか?

    比較的安全ですが、安心とは言えません。PAGASAによると多くの台風はミンダナオ島を避けますが、2021年12月にはオデットがシアルガオ島に、2025年11月にはヴェルベナが南スリガオ州に上陸しました。

  • 2026年はこれまでにフィリピンで熱帯低気圧がいくつ発生しましたか?

    2026年10月6日時点で、PAGASAはPAR内で発生またはPARに入った熱帯低気圧17個(アダからクイーニーまで)に名前を付けています。10月6日時点で、PAR内に活動中のものはありません。

  • フィリピンの緊急通報番号は何番ですか?

    911です。DILGによると、警察・消防・救急につながる全国共通の緊急通報番号で、24時間利用できます。

出典

Alvin LimAlvin Travel 運営者

ツアーガイド歴5年。韓国では中国語・英語ガイドとして働き、現在は台湾で資格を持つ韓国語ガイドです。台北在住で、国立台湾大学(NTU)の修士課程で学んでいます。

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