タイの緊急連絡先と病院ガイド 2026|1155・1669・191
更新: 2026-09-08

タイでは、旅行者として何か困ったらまずツーリストポリスの1155、医療の緊急事態は1669、重大な犯罪や差し迫った危険は191に電話します。2026年7月時点の情報として、この3つの番号は必要になる前に必ず保存しておいてください。
タイの緊急連絡先一覧
到着前に保存しておく価値のある番号です。多くの旅行者が実際に使うのはツーリストポリス(1155)で、外国人向けに配置された窓口のため、通常のオペレーターと言葉が通じない場合でも1155が通訳して適切な機関につないでくれます。
| 番号 | 用途 | 言語 | 通話料 |
|---|---|---|---|
| 1155 | ツーリストポリス — 事故、盗難、詐欺、身の危険、一般的な相談 | 英語対応、24時間 | 無料 |
| 1669 | 医療の緊急事態・救急車(国の救急医療サービス) | タイ語、英語も通じることが多い | 無料 |
| 191 | 一般警察 — 重大犯罪、差し迫った危険 | タイ語(英語が通じないことあり) | 無料 |
| 199 | 消防 | タイ語 | 無料 |
どこに電話すべきか迷ったら、まず1155にかけてください。ツーリストポリスが英語で状況を整理し、医療機関や地元警察につないでくれます。これらの番号への通話は無料で、タイのSIMやeSIMからかけられます。日本語での対応は保証されていないため、英語での説明が難しい場合は、ホテルのフロントやツアーデスクのスタッフに代わりにかけてもらうか、翻訳アプリを併用してください。
ツーリストポリス1155は実際に何をしてくれるか
ツーリストポリスは旅行者支援のために設けられた専門部門で、1155はその全国共通ホットラインです。24時間体制で英語対応があり、外国人旅行者を支援する専用の電話窓口が置かれているため、緊急時にタイ語で説明に困ることはありません。

実際に1155が対応してくれるのは、盗難・スリ・詐欺の届け出、ポリスレポート(警察証明)の取得(海外旅行保険の請求やパスポートの再発給に必要です)、交通事故や軽い事故の後の支援、そして一般の警察や病院スタッフとの間の通訳です。最寄りの病院や警察署も案内してくれます。
ツーリストポリス局が提供する公式のTourist Policeアプリもあり、位置情報の送信や複数言語でのライブチャットが可能です。出発前にインストールしておくと便利ですが、緊急時は1155への電話が最も確実です。なお1155は支援と届け出のための窓口で、生命に関わる医療の緊急事態では1669に直接電話して救急車を呼ぶか、1155に頼んでつないでもらってください。
病院:公立 vs 私立インターナショナル
タイの医療体制は充実しており、特にバンコクは医療ツーリズムの一大拠点です。旅行者にとっての現実的な選択肢は公立(国立)病院と私立のインターナショナル病院で、両者はまったく異なるニーズに応えます。
| 公立・国立病院 | 私立インターナショナル病院 | |
|---|---|---|
| 費用(2026年7月時点) | 低い。地元住民向けに大きく補助されており、外国人は自己負担だがそれでもかなり安い | 大幅に高い。カードか保険が事実上必須 |
| 英語対応 | 限定的で病院による | 国際患者部門と通訳が常駐 |
| 待ち時間 | 患者数が多く長くなりがち | 予約制で短め |
| 向いている状況 | 費用を抑えた治療、地方、緊急時の応急処置 | 高度医療、英語での対応、保険を使った治療 |
バンコクの著名な私立インターナショナル病院には、バムルンラード・インターナショナル病院、バンコク病院、サミティベート病院があります。バムルンラードはアジアで初めてJCI(Joint Commission International)認証を取得した病院で、多言語通訳を備えた大規模な国際患者サービスを運営しています。サミティベートは2007年からJCI認証を維持し、こちらも専用の国際患者サポートを持っています。いずれも優れた病院ですが、原則として前払いか保険での支払いになります。
費用について。正確な金額は病院、治療内容、症状によって異なるため、必ず直接確認してください。目安として(2026年7月時点)、私立インターナショナル病院の基本的な外来診察はおおむね1,000バーツ程度からで、検査や処置、入院が加わると急激に上がります。重い入院治療ではその何倍にもなります。公立病院はずっと安いものの、非居住者には前払いを求めることがあり、言葉の壁も大きめです。いずれの場合も、支払い用のカードと、できれば病院が保険会社に直接請求できる支払保証(guarantee of payment)を発行できる海外旅行保険を用意してください。日本の保険会社の多くはキャッシュレス提携病院を持っているため、出発前に提携先と連絡先を確認しておくと安心です。請求のために領収書とポリスレポートはすべて保管しておきましょう。
薬局と軽いトラブル
小さな不調なら、そもそも病院に行く必要がないことも多いです。タイには品ぞろえの良い薬局が多く(ショッピングモール内や大通りのチェーン店など)、基本的な英語で相談に乗ってくれる薬剤師が常駐しているのが普通です。胃腸の不調、軽い発熱、虫刺され、小さな切り傷、乗り物酔い、経口補水塩など、よくある旅行中のトラブルと日常的な薬に対応してくれます。

薬局にできないことは、深刻な症状で医師の代わりになることです。高熱や長引く発熱、深い傷や化膿した傷、胸の痛み、呼吸困難、骨折の疑い、重いアレルギー反応、悪化し続ける症状がある場合は、病院に行くか1669に電話してください。常用している処方薬は元の包装のまま処方箋の写しと一緒に持参しましょう。銘柄や規則が日本と異なるためです。迷ったら、私立病院の外来なら早く診てもらえます。
大使館に連絡すべき場面
大使館や領事館は緊急サービスではなく、医療費を肩代わりしたり警察の代わりを務めたりはできません。ただし、パスポートの紛失・盗難、逮捕・拘束、重大な事故や入院、同行者の死亡といった特定の状況では重要な役割を果たします。ほとんどの大使館は自国民向けの24時間緊急連絡窓口を設けています。
日本の旅行者の場合は、出発前に在タイ日本国大使館(バンコク)の連絡先を確認して保存しておいてください。外務省の海外安全ホームページには大使館の連絡先と「海外で困ったときの手引き」が掲載されており、常に最新の情報が確認できます。各国政府の公式旅行情報ページも同様で、たとえば英国のFCDOや米国国務省はタイ向けの大使館連絡先と支援案内を公開しています。とはいえ日常的なトラブルの大半では、ツーリストポリスの1155が最も早い最初の連絡先で、必要に応じて大使館にもつないでくれます。
この記事は一般的な情報です。緊急時は現地当局の指示に従ってください。
出発前に済ませておきたい実用的な予約
上記の番号は、スマートフォンに電波がなければ何の役にも立ちません。到着した瞬間から電話・地図・メッセージが使える状態にしておくことが最も重要で、加えて、路上で場当たり的に手配するのではなく、責任の所在がはっきりした事業者を通じてアクティビティを予約しておくと安心です。以下は次のステップの提案であり、必須ではありません。
- 連絡が取れる状態を保つ — [タイ 5G eSIM データ無制限](/products/TH-ESIM-0001)(
TH-ESIM-0001)。到着直後からデータ通信があれば、1155、地図、Grab、大使館のすべてがワンタップで使えます。 - ツアーは事業者を通じて予約 — [ダムヌンサドゥアク水上マーケット&メークロン線路市場 日帰りツアー](/products/TH-TOUR-0001)(
TH-TOUR-0001)。予約済みのツアーなら、見知らぬ客引きではなく名前のある事業者が責任を持ちます。 - 公式会場のチケットを使う — [マハナコン スカイウォーク チケット](/products/TH-ATTR-0003)(
TH-ATTR-0003)。日付入りの正規チケットがあれば「今日は閉まっている」という定番の詐欺を避けられます。 - 体験は事前予約 — [チャオプラヤー・プリンセス ディナークルーズ](/products/TH-EXP-0001)(
TH-EXP-0001)。確定済みの予約は、暗くなってから桟橋で値段交渉するより確実です。
関連チケットの最安値比較
よくある質問
ツーリストポリス(1155)への通話は無料ですか?
はい。1155は無料の全国ホットラインで、24時間体制で英語対応があります。タイのSIMやeSIMからかけられます。盗難、詐欺、事故など、英語で支援してくれる相手が必要なあらゆる場面で、旅行者にとって最初にかけるべき番号です。
タイの病院は海外の旅行保険を受け付けてくれますか?
バムルンラードやサミティベートなどバンコクの大手私立インターナショナル病院には国際患者部門があり、海外の保険会社との対応に慣れています。保険会社が支払保証を発行すれば病院が直接請求できることも多いです。治療前に保険会社に補償内容を確認し、直接保証がない場合は前払いかカード払いになると想定してください。請求のために領収書とポリスレポートは保管しておきましょう。
タイの救急車の番号は何番ですか?
医療の緊急事態や救急車は1669です。タイの国の救急医療サービスで、24時間無料でかけられます。言葉が通じない場合はツーリストポリスの1155にかければ、通訳して医療機関につないでくれます。
タイ入国に保険の証明は必要ですか?
2026年7月時点で、日本のパスポートを含むビザ免除で入国する短期旅行者は、入国審査で旅行保険の証明を求められることは基本的にありません。O-AやO-Xなどの長期滞在ビザの一部では所定の医療保険が必要です。入国要件は変わることがあるため、出発前にタイの公式e-Visaと入国管理のポータルで確認してください。規則に関係なく、私立病院の費用を考えると医療補償のある海外旅行保険への加入を強くおすすめします。



